丸木文華作品(BL小説)
TwitterのAPI制限の余波で時間の浪費を防がれた人間は丸木文華先生のBL小説を読み返していた。
丸木文華先生の本で特に好きなタイトルである、『mother』『モンスターフレンド』は以前から定期的に再読してたが、他の作品は数年単位で読み返してなかったな……と思い、今回どばどば読んだ。
めちゃくちゃ楽しかった。結構忘れてるもんだね。
以下タイトル毎に感想。
『義父』
個人的にあまり好みではない。義父じゃなくてなぁ……実だったらなぁ……と駄目な方の好みを求めてしまう。
『ふたご』
これは結構好き。恋愛と並行して進む物語が凝っていて面白い。妹が二人の関係を許すのがぶんげ先生だな〜と思った。
『言いなり』
再読してかなり好きになった。攻めと受けの過去の因縁の件をすっかり忘れていて、今回読んでて新鮮で楽しかった。そっちで良かったよー!執着攻めはこうでないとね。
『あなたに赤い花を』
昔から好き。話の細かいところは覚えてなかったけれど、攻めが可愛かったことは覚えてた。タイトルを回収する過去の出来事や主人公の行動で彼を許してしまう攻めがなんか妙に愛おしい。ラストも好き〜。そんなうまくいくわけないと思いつつも上手くいきそうな気もする感じがいい。欲を言えば主人公ともう一人の男とのシーンもしっかり読みたかった。
『あんたとお前と俺。』
義理の兄弟は兄の方が個人的に好みなんだけどこいつだけだと主人公の今後がもっと大変なことになりそうなので弟がいて良かったな。
『三人遊び』
こんな怖い話だったっけ!?と読み終えたときびっくりした。これは好きどうこうではなくこの後どうなってるかがめちゃくちゃ気になる。そんな三人で幸せになりました、めでたしめでたしになるのか?
『黒い傷痕』
表紙は印象的なんだけど話は全く覚えてなくてこんな話だったっけ……と思いながら読んでいた。当人たちはまぁお幸せに……なんだけどお母さんたちの話がより好みだったかな。エゴイズム極まれり〜。
今度はTL小説も読み返したい。